メイソン

インテレオン♂ のんき/イタズラが好き
173cm 17(18)歳  出身地:冠の雪原・フリーズ村

「二人共焦らないでー?騒がしいのはいいけど、僕たち訓練が始められないよ?」
「僕の方針に不満なら、真っ向から意見していいんだよ?……はぁ、どうしてそこで黙るのさ。」


  • レオンハーツ騎士養成学校3年の主席にして、生徒会長も務める学生。
  • 選抜訓練生で構成された「エースチーム」のリーダー。
  • 騎士見習いの他、養成校の広告塔としても広く活動している。
  • 普段の雰囲気は穏やかかつ冷静。誰に対しても同じ笑顔で優しげな優等生。
  • 同族故、騎士団長アストリッドを強く意識している模様。
  • はるばる冠の雪原出身。父は社長・母は元諜報員で現在専業主婦・兄イーサンは俳優・そして下の妹シュイ というハイスペック5人家族の次男。

冠の雪原、フリーズ村の一角にある立派な邸宅。
寂れた寒村の中、地元出身の若者により突如設立されたIT会社は、地域の情報インフラの整備から観光情報の発信、町おこしプロデュース等々多岐にわたり雪原の振興に寄与しながら規模を拡大していった。社長となった若者は寒村に似合わぬ白く大きな邸宅を構え、妻と子供達に恵まれて豊かに暮らしていた。
そんな一家の次男に生まれたメイソンは家庭環境に不自由なく、5つ歳上の兄イーサンにも可愛がられてぬくぬくと幼少期を過ごしてきた……と思われていた。

言葉がわかる位になると、イーサンは都会へ子役のレッスンを受けに行くようになり、雪原から離れてメイソンは実質1人っ子になった。村人たちはこぞって「お兄ちゃんは都会で頑張ってすごいねえ」「お父さんが立派な人だから、お兄ちゃんにも才能があったんだね」「メイ君も子役になりたいのかい?」と話をするようになり、自分が兄や父を通してしか見てもらえないような気がして、嫌気がさしながら「うん!にいちゃんすごいよね!」と笑顔で答えた。
兄が有名になっていくとますます兄は話題にされ、「兄の影」はより深くなっていった。
「みんなぼくをみてよ。にいちゃんはすごいけど、ぼくだってすごいんだよ」と言いたかったが、言えなかった。

よその友達がいなかったため、村の教育機関を兼ねていた孤児院へ出かけては、兄に代わって遊んでくれる同年代の仲間を探した。
軽やかな髪に小綺麗な洋服、雪中を走るには心許ないお洒落な靴で輪に入ろうとするメイソンに村の子供たちは、
「おまえ、そんなふくじゃおそとであそべないぞ」
「しってるー!こいつ、かねもちだからあそんでようふくよごしたら、おこられるんだよ」
「ここはおれたちのばしょだぞー!おぼっちゃまはごーてーにかえれ!」
等と言っては友達になれず、泣きじゃくって帰ってくるのが常だった。そのうち1人図書館に入り浸り、興味のある本に読み耽るようになった。

図書館には同い年くらいの別の男の子が1人でよく現れており、話はしないものの「よくここにいる子」程度の顔見知りになっていた。「友達になってみたい」という何度も挫けて諦めた夢を捨てられなかったのか、ある日勇気を出して一緒に本を読もう、と申し出た。
「僕の時間を邪魔するな。いい暮らし、してるんだろ。僕なんかより面白いものがあるんじゃないの?……ふん、僕帰るから。」
僕と似てると思ったのに……。叩き落とすような言葉を投げられ1人残された瞬間、幼い身ながら彼の中で決定的な考えが生まれた。
「友達なんて、なれ合いたい奴の言うデタラメ」
「僕にそんなもの必要はない。僕は自分の力で、自分のやり方で生きてやるんだ」と。

その後はお利口な子供を演じ、穏やかに寒村での生活を続けていた。その中でもいつか村を出て兄や父とは違う道で成果を出さなければと、野心的に、しかし漠然と考えていた。
後に妹が生まれ多感な年頃に差し掛かった時期、テレビで雄弁を振るう「本土の成功者」を見て一気に強い共感と憧れを抱き、熱中するようになった。彼の影響を受けてか、同族による旧体制的な組織である騎士団に目をつけ、進学することを決めたのだった。


「親兄弟がどうだろうと、僕は僕の道を拓いて世界を作る。父さんが地方の立役者なら、僕はいっそガラルの立役者。兄さんが空想のヒーローなら、僕は現実のヒーローになりたいんだ。」
「歯車みたいな騎士ばっかりの組織、お家柄でトップに座する団長に注目だけは人一倍の弟。入学前からずっと思っていたけど、いっぺん上から盤面を動かしてやらないと、由緒正しき華もじきに腐ってしまう……そんな気がしてならないんだ。」


  • 表向きは今も昔もにこやかな優等生。知性の高さや人柄から地元の、また養成校の同級生や後輩、果ては教官や大人からも広く慕われてきた。
  • 成績は常にトップでいたい、一番注目を浴びたい等やたらと「トップ」「一番」に拘っている。「上に立つ者こそ思い通りに事を動かす権利がある」と考え、面倒な事も気に入らない人も「トップ」の地位を利用し、手札のように動かしてきた。
  • 優等生キャラをキープしているのも、生徒会長に上り詰めたのも主にそのため。
  • 選抜訓練生の特別チーム(エースチーム)なんてものは未だかつて存在しなかった。学生生活の最後を都合良く送る目的で提案し結成を許されたものだが、半ばマンネリ化した学校のシステムに新たな切り口を作ってやろうという意図もあった。
  • 親や兄との血の繋がりから来る勝手なイメージ付けや期待に辟易してきたため、自分のステータスはあくまで自分の実力で示す主義。
  • ある意味トップクラスの努力家でもある。汚い手は使わず徹底的かつストイックな実力主義者で、「僕に才能なんてないよ」と言いつつその努力し続ける根性は、最早才能と言っても良いのかもしれない。
  • 同族で世襲の騎士団長アストリッドおよび(異種族だが)弟のミシェルを心の中で「血統と伝統にあぐらを掻いて、持たずして地位を得ている奴」と見下し気味。特に同級生ミシェルには時々成績で負けたり、自分と違い友人に恵まれていることから、ふつふつと羨望やライバル心も生まれている様子。
  • そんな感情を抱きつつも養成校に入り騎士団を目指しているのは、団長の地位を狙い騎士団を動かし、ガラルの有力者となるため。正直、優等生でありながら誰よりも騎士というものを舐めている。
  • 兄のことは純粋に尊敬し、誰よりも長く深いファンを自称している。兄の存在故に色々と拗らせてきたが、あくまで兄は悪ではない。自室には兄がかつて主演した特撮ヒーローのフィギュアや武器のレプリカが飾ってあり、BDも全巻揃えては同級生(主にフィオ)に見せようとしてくる。ドラマや映画、ゲスト出演したバラエティも欠かさず視聴や録画をしている。
  • 妹シュイは雪原に残す形となったが、一緒にいた頃は兄として自分を純粋に慕ってくれており、恥じらいを隠しながら長らくお世話をしていた。
  • 根は「のんき」な性格のようで、完璧なプランニングで動いたつもりが肝心なところで迂闊なミスやロスを起こしがちなのが悩み。

灰さん宅クリスさん:雪原にいた頃、たびたび映像で見ては陶酔していた人。数年経って会ってみると理想と現実のギャップに戸惑うも、改めて自分にない「強さ」を持った憧れの人と認識しています。

「何ですかその呑気そうな態度は……クリスはそんな事言わない!僕はずっと虚像に夢見ていたなんて…………すみません、今のは忘れてください。……あの、お忙しいのは承知ですがもう少し、時間をかけて……話をさせてもらってもいいですか。」

イーサン(兄さん):俳優の兄。大いに尊敬し芸能活動を応援している。時々寮でなく兄のマンションに泊まったり、休日は一緒に遊んだりと、とても仲がいい。わりと抜けているのでしばしばフォローやツッコミを入れることも。

「兄さん!前の格付け番組、大外ししてたの信じられないんだけど!!兄さんの品格のためにも今から舌を鍛えに行こう!えーと、カロス料理屋に!ほら、早く着替えてよ!!サングラスは僕が持ってるから、いつも忘れるでしょ!!」

シュイ:長らく弟キャラだった自分を「兄」として慕ってくれる妹。母の手伝いも兼ねて身の回りの世話をしていたこともあり、(あまり表には出さないが)可愛いと思ってつい過保護気味になってしまう。

「今日は本土に来てくれてありがとう、シュイ。村で嫌な事はない?母さんのお手伝いは順調?父さんの邪魔はしてない?一人でおトイレに行けるようになった?……うん、全部良い返事。」

フィオ:入学時より学生寮の相部屋で、現在は自らスカウトしたチームメイト。荒っぽいが彼の出自もあり、手元で様子を見てやろうと思っている。

「ヤンキー感丸出しの君が、夢を捨てて此方の道を選んだこと……それが君の判断だとしたら僕は、純粋に応援するよ。フィオ、平凡なチームより、僕と一緒に進んでみない?」

レベッカ:自分に並びうる優秀な学生。頭は切れるのであまり迂闊な態度は取れないが、フィオの扱いは概ね任せている。イコマと立場上接点が多いため、羨望の目を向けられて困っている。

「レベッカ……君の知性はそれなりに認めているんだけど、脳みそにはイコマ先生しかないのか?そんなに羨ましいなら生徒会に来れば?雑用ならいくらでもあるからさ」

カノ(カノさん):チームを率いる先輩騎士。普段の訓練では彼女の技術指導や話力に親しく接しているが、タイプ相性もあり、リーダーとして若干強気に振る舞うことも少なくない。

「カノさんは熱血というか、根性論的な所がありますよね。否定している訳じゃないんですけどー、僕はそういう感情を抱いたことがないので、気合だけで上手くいくなんてこと、正直あるのか疑問なんです。」

イコマ(イコマ先生):生徒会の顧問の1人で、素行が良いため気に入ってくれている。彼の前で良い顔をするメリットを感じている様子。

「イコマ先生も確か風紀委員長だったんですよねえ。ええ、去年の僕も同じ。嫌われ役ですけど、だからこそ芯が強くなれるんですよねー。わかります……」


ミシェル:騎士団長の弟ということで、何かとライバル視している。と言っても接点はそこまで無かったようだが……

ルーク:雪原時代の顔見知り。もっとも、彼のことはもう思い出したくない程嫌な思い出がある様子。

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